治具の種類 ~検査治具・測定治具など~

治具とは、何かを加工したり組み立てたりするときに、その作業をするための位置について指示したり誘導をするために使われる器具のことを指します。この治具には様々な種類があります。

検査治具

検査治具は、製品の生産現場には必ずと言っていいほど用いられるもので、検査が難しい形状の製品なども簡単に品質チェックができます。検査治具があることにより、人的な工数の削減やコスト削減にもつながり、製品の一層の品質向上を担保できるようになります。

基盤検査治具

基板検査治具は、プリンターなど、主に電子機器の品質検査に用いられるもので、検査対象の基板の大きさによって使う治具を選ぶことができます。

測定治具

製品を測定する際に利用する測定治具は、例えば部品図にある公差などの合否の判定に多く使われるものです。

溶接治具

溶接作業を行ううえで、溶接をするものを固定したり位置を決めたりするものに使う機械や装置のことを溶接治具と言います。溶接治具を使うことにより溶接の作業自体の簡易化や効率化はもちろんのこと、品質や作業への信頼性向上につながります。

このように、治具には色々な種類がありますが、総じて、製品の品質担保や作業内容の効率化・多量生産化には必要不可欠な器具であると言えるでしょう。

  • PAGETOP

このような検査治具の製作を行っています

  • フレキクリップ検査治具(冶具)
  • 基板検査治具(冶具)ファンクションチェッカー
  • 完成品検査治具(冶具)
  • その他